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夜泣きはいつから始まる?原因やパパ・ママが知りたい夜泣き対策を解説

夜泣き いつから

昼間はニコニコご機嫌な赤ちゃんも、夜中になると急に泣き出し、パパ・ママの睡眠時間を削る夜泣き。
夜泣きが続くと、肉体的にも精神的にも負担が大きくなり疲労感は増すばかりです。
静かな夜に響き渡る泣き声に、ピリピリするパパ・ママは多いでしょう。
本記事では、夜泣きとは何か、その原因や夜泣きが始まる時期と対策について解説します。
赤ちゃんの夜泣きに困っているパパ・ママは、ぜひ参考にしてください。

目次

夜泣きとは?

夜泣きとは、赤ちゃんがこれといった原因がないのに毎晩泣き出すことです。
おむつを替えたりミルクをあげたり、いろいろとお世話をしてもなかなか泣き止まず、困り果てた経験のあるパパ・ママは少なくないはずです。
しかし、夜泣きしないまま成長するケースもあるため、赤ちゃんは必ずしも夜泣きするわけではありません。
自分の気持ちを言葉にできない赤ちゃんは、泣くことで「お腹がすいた」や「おむつが濡れた」、「眠れない」といった気持ちを伝えています。
泣くのは赤ちゃんにとって親とのコミュニケーション手段であり、無理やり泣かせない限り悪いことではありません。
成長過程の1つですから、夜泣きで泣き止まないからといって過度に心配することはありません。

夜泣きはいつからはじまるの?

平均的には生後5か月頃からはじまり、パパ・ママの半数が夜泣きを経験しています。
生まれたばかりの赤ちゃんは、お腹が空いたりおむつの不快を感じたりすると泣くことが多いです。
不快感が解消されストレスがなくなると眠り、お腹が空くと泣いて母乳やミルクをおねだりするのです。
生後5~6か月になると、1回の授乳でたっぷりと栄養補給できるようになるため、夜中の授乳回数が減っていきます。
それと同時に夜泣きが始まる赤ちゃんも多く、夜泣きが数か月続くケースもあれば1か月程度で治まる場合もあります。

夜泣きの原因とは?

いつかは終わりがくる夜泣きですが、夜中に何度も目を覚まして長期間泣かれてしまうと、心身に疲れが溜まります。
寝不足のまま仕事や家事をしなければならず、赤ちゃんの夜泣きがあれば休む時間はありません。
赤ちゃんがどうして夜泣きするのか、はっきりした原因は特定できませんが、考えられる3つの原因を紹介します。

不快感

赤ちゃんが泣くのは自然なことですが、眠いはずの時間に夜泣きするのは何らかの不快感によるものではないかと推測されています。
お腹が空いている・おむつが濡れて気持ち悪いということもありますが、肌に刺激を感じることで嫌がっている場合もあるようです。
アトピー肌の赤ちゃんは、泣いて体温が上がると湿疹とともに痛みやかゆみが出やすくなります。
ほかにも、興奮しすぎたり鼻が詰まったりすると呼吸が苦しくなり、夜泣きすることもあるため、注意しましょう。

日中の刺激

天気が良い日には散歩に出かけたり、おじいちゃんやおばあちゃんが遊びに来てくれたりする日もあるでしょう。
大人には何気ない日常のひとコマですが、赤ちゃんにとっては初体験のことが多く膨大な情報量でその日の出来事を脳が処理しきれません。
そのため、初めてのことが毎日や短い間隔で続くと興奮状態になり、夜泣きにつながるのです。

睡眠リズムの発達

赤ちゃんが眠っている間に家事を済まそうと部屋を出た瞬間、目を覚まして泣き出されたことはありませんか。
大人と違い赤ちゃんは浅い眠りの時間が長いため、ちょっとした空気や雰囲気の変化で目を覚ましやすいです。
これが成長過程にあたる時期にくると、本当は眠いのに眠れなくなりぐずってしまうのです。

夜泣き対策

夜泣きは赤ちゃんが成長している証拠として我慢するしかありませんが、毎日の夜泣きはパパ・ママの肉体的、精神的負担が大きくなり、体調を崩してしまうかもしれません。
確実な対策はありませんが、赤ちゃんによっては効果を発揮する場合もありますのでぜひ試してみてください。

日中に興奮させない

赤ちゃんが生まれると、パパ・ママのご両親や友人などが遊びに来てくれます。
たまに一緒に住んでいるパパ・ママ以外の大人と話して少しの時間でも赤ちゃんと距離を置けば、気持ちが軽くなります。
しかしながら、毎日のように来客があったり、人の出入りが激しく落ち着いている時間が短かったりすると、赤ちゃんが興奮して眠れなくなります。
来客には夜泣きが辛いことを伝えて遊びにくる頻度を考えてもらい、赤ちゃんの生活リズムが崩れないようにしましょう。

安心させる

赤ちゃんは、パパやママに抱っこされると幸せそうに目をつむります。
胸にしっかり抱かれることで、ママのお腹で聞いた心音を感じて安心するからです。
赤ちゃんの耳に、パパ・ママの心音が聞こえるように抱っこしてあげましょう。
体を休めるためにも、ベッドや布団に横になり赤ちゃんをカンガルー抱っこしてください。
ほんの少しでも赤ちゃんの気持ちが落ち着けば、次第に眠くなり夜泣きが治まります。

音楽などを聴かせる

どうしても泣き止まないと部屋を明るくしがちですが、光が入ると興奮してしまうので照明は落としたままお世話しましょう。
クラシック音楽には「1/fのゆらぎ音」があり、興奮した自律神経を抑える効果があります。
赤ちゃんのなかには、クラシック音楽を聴くと夜泣きが治まるケースもあるので試してみましょう。
抱っこしながら赤ちゃんに優しく話しかけたり、お話を聞かせたりするのも効果が期待できます。

夜泣きはパートナーと一緒に乗り切りろう

赤ちゃんの夜泣きは、終わるまでは長く感じるかもしれませんが、終わってしまえばパパ・ママの人生の中でもほんの短い時間です。
本記事で紹介しました対策を参考に、夫婦で話し合い協力して夜泣きを乗り越えましょう。

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