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赤ちゃんの名前はどのようにつける?決める方法や失敗しないつけ方・ルールを紹介

赤ちゃん 名前 決め方

おなかに赤ちゃんがいるとわかったら、準備するものがたくさんあります。
赤ちゃん用の服やおむつ、ベビーカーやチャイルドシートなど赤ちゃんのために考えながら準備しますが、生まれてきて初めて保護者からあげるプレゼントは名前です。
1回つけると変えられない重要な名前は、どのようにつけたらよいのでしょうか?
本記事では赤ちゃんの名前を決める方法や失敗しない名前の付け方、名前を決める前に知っておくべきルールを紹介します。
名前は一朝一夕では決められませんが、納得のいく想いを込めた名前をプレゼントしてあげてください。

目次

赤ちゃんの名前を決める方法

実際に先輩ママやパパはどのようにして名前をつけているのでしょうか?
本項では名前を決める方法を5つ紹介します。
これから名前をつける方はぜひ参考にしてください。

願いや想いを込める

優しい子に育ってほしい、力強くたくましい子に育ってほしい、など子どもの将来への願いや想いを名前に込める方法です。
例えば優しい子どもに育ってほしいから優の文字を、力強くたくましくなってほしいから強や豪のように名前をつけます。
他にも表現豊かに育ってほしいと願いを込めて詩や音、歌などと関連づけて名前をつける方もいます。
将来どのように子どもに育ってほしいかを考えながら当てはまる漢字をつけてあげると、子どもが大きくなってからも名前の由来を話しやすいです。

画数

多くの方が気にするのが画数です。
最初はママやパパが好きな読みや漢字を洗い出し、そのあと名前にしたときの画数がよい漢字を選ぶ方法もあります。
あまり占いを信じていない方でも、子どもの将来を左右する名前なら少しでも運勢がよい漢字を選ぶ方もいます。
もちろん悪い運勢の名前の漢字をつけたからといって、子どもの将来が悪い運気になるわけではありません。
画数を気にする場合には参考程度にしておくほうがよいでしょう。

季節や植物・自然を参考にする

子どもが生まれる季節を参考にする名前の決め方もあります。
春にあやかって陽や春、桜の漢字や、夏の暑い時期に生まれたから太陽や海、向日葵から1文字取るなど季節といってもさまざまな漢字があふれていて、選びがいがあります。
空が好きな方だったら青や蒼を1文字名前に使うケースもありイメージもしやすいです。
名前がまったく思いつかない方は、季節や植物なら素敵な漢字や花言葉もあるため、子どもがいつ生まれるのかを参考にするのもおすすめです。

親や祖父母・兄弟の名前を参考にする

代々祖父母からの名前を1文字使用する、兄弟で似たような名前にする方もいます。
1文字だけ継承していくなら、ママやパパが漢字や願いを込めた漢字をつけた名前にする方法や、継承した文字と全体的な画数で縁起がよい漢字にする方法もあります。
兄弟なら読み方の最後の字や2文字目の漢字が同じになると、兄弟で揃っているようになり愛着が持てるでしょう。

生まれて対面したときの印象やインスピレーション

生まれてくる前に候補を何個かあげておいて、生まれてきた子どもの顔を見て直感でつける方法があります。
他にもどのような漢字にしようか悩んでいたときに、ひらがなで書いてみるとしっくりきた方もいます。
候補から絞り切れない方は、生まれてからの印象で似合う名前をつけるのもおすすめです。

失敗しない名前の付け方

実際に名前を考えていくうちに、「あれ、これって変?」と不安になる方もいます。
せっかく素敵な名前をつけたのに、子どもが大きくなったときに名付けに失敗したと思わないように以下の点に気をつけてみましょう。

漢字の読みやすさや書きやすさを重視する

名前を考えたときに使用してよい漢字であれば、基本は自由に名前に使えます。
しかし将来こう育ってほしいからとの想いで漢字をつけたのに、いざ名前を呼ぶときに読みづらかったり間違われてしまったりするケースもあります。
名前につける漢字は自由であっても、読みにくいと将来子どもが困る場合もあるため、パッと見て読みやすい漢字をつけてあげましょう。
同様に書きやすさも重要です。
あまりに画数が多い漢字は本人も他人も書くのが大変だったり間違えたり、電話口で名前の漢字を伝えるのも一苦労です。
親の気持ちを優先するだけではなく、子どもが大きくなったときに不便にならないようにしてあげましょう。

姓と名前のバランス

名前を考えたら、苗字と合わせてバランスが悪くないかの確認をしましょう。
名前単体でみたら素敵であるのに、苗字と組み合わせると名前がつまっているように見えたり同じ部首や辺、似た形の漢字を使っていたりする場合があります。
苗字から名前まですべて通してみると意外と呼びにくいなどの発見もあるため、名前ができたら苗字と組み合わせて1度チェックしてください。

イニシャル

あまり気にする人は多くはいませんが、イニシャルがどうなるかもチェックしておきたいポイントの1つです。
例えばトイレを意味するWCやNG、SMなど違う単語を連想してしまうイニシャルだと将来的に子どもが気にしたり、からかわれたりすることもあります。
イニシャルにしてみてママやパパが変えたほうがよいかなと思ったら、1度他の名前を再考してみましょう。

海外でも通用する

昨今は海外で仕事をしたり暮らしたりする人も増えています。
さらにグローバル化が進むなかで、海外でも読みやすい名前にするのもおすすめです。
一方で、海外でも通用するようにとつけた名前でも外国の方からしたら違和感を持ってしまう名前もあります。
海外でも読まれやすいような名前にしたいと考えたら、まずはどのような名前が海外では人気なのかを調べてみてください。
名前が決まったら、その名前を英単語で分けて書くと違和感がないかも確認してみましょう。

マイナスな漢字を使用しない

漢字がマイナス、ネガティブな意味を持つ場合には使うのを避けましょう。
名前の響きとしてマイナスなイメージを持たれやすく、子どもが差別やからかいの対象になってしまうことがあります。
使いたい漢字があったら、1度漢字の意味も調べて理解しておくのがおすすめです。

名前を決める前に知っておきたいルールとは

名前を決める前に知っておきたいルールがあります。
特に名前に使える漢字は限られており、何でもよいわけではありません。
具体的に名前を決める前に、出生届の提出期限や名前に使用できる漢字は理解しておきましょう。

赤ちゃんが生まれてから14日以内に届け出を出す

赤ちゃんが生まれたら14日以内に名前を記載した出生届を出す必要があります。
出生届を出すと、子どもの検診や児童手当、予防接種券がもらえるため、期限を守って提出しましょう。
万が一名前を決められず14日を過ぎてしまっても、提出は可能です。
しかし提出が守られないと簡易裁判所での審査と期限経過通知の書類を記入しなければいけません。
怠慢で提出期限を守っていないと見なされると、5万円の罰金を支払う必要があります。
前科にはなりませんが、余分な出費や書類記入をしないためにも余裕をもって提出できるようにしましょう。

常用漢字表と人名用漢字表に記載のある文字を使う

名前に使用できる文字は戸籍法で決まっており、常用漢字表と人名漢字表に記載のある漢字やカタカナと平仮名が使用できます。
常用漢字は中学校までに習う漢字をさし、人名漢字は学校では習わないけれど使用可とされている漢字のことです。
なかなか見かけない漢字を使用したいと考えているなら、1度法務省内のサイトで使用できる漢字なのかを確認してみてください。

記号や数字は使用不可

上記で説明したように名前に使用できるのは常用漢字と人名漢字、カタカナと平仮名のみです。
そのなかに含まれている繰り返し記号である「々」、「ゝ」、「ゞ」と長音符号の「ー」、漢数字の一や二なども使用可能です。
しかしそれ以外の記号やアルファベット、1や2のような算用数字は使用できないため注意してください。

名前は生まれてきた子どもに親から贈る初めてのプレゼント

名前は1人の人間にとって特別な事情がない限り、生まれてから死ぬまで同じです。
子どもの一生を左右する名前は、ママやパパの想いや生まれてくる時期、代々受け継ぐ名前などさまざまなつけ方があるため、自分たちに合う方法で考えてあげてください。
なかなか決まらない方は、何個か候補をあげておいて生まれた赤ちゃんを見て直感で決める方法もあります。
悩んでも赤ちゃんが生まれてから14日以内には名前を決めて出生届を提出しましょう。
名前の漢字は何でもよいわけではありません。
使ってよいかわからない場合には、法務省内のサイトで確認してみましょう。

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