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赤ちゃんの名前はいつまでに決める?命名式(お七夜)の準備や流れも解説!

赤ちゃん 名前 いつまで

両親から赤ちゃんへの最初の大きなプレゼントは名前です。
一生名乗るものだからこそ、どのような名前にしようか、迷うパパ・ママも多いのではないでしょうか。
生まれる前に決めていればいいですが、生まれて顔を見てから決めたい方も多いもの。
ただ命名式をしたり、出生届を出したりするため、いつまでものんびり考えられるわけではありません。
この記事では、いつまでに赤ちゃんの名前を決めるのか、命名式のタイミングややり方を解説します。
命名式に間に合うように、出産を控えているプレママ・プレパパは最後まで目を通してください。

目次

赤ちゃんの名前はいつまでに決めればいい?

赤ちゃんの名前を決める期限は2パターンの考え方があります。
出生届を出す締め切りと、伝統儀式である命名式のタイミングです。
それぞれについて詳しく解説します。

法律上は生後14日以内

赤ちゃんの名前が決まったら、生後14日以内に市町村役場に出生届を提出しなければなりません。
出生届では、両親の情報や、生年月日、生まれたときの大きさや、出生病院など赤ちゃんの情報が必要で、その一つが名前です。
法律上は生後14日以内に出生届を出せば問題ないため、それまでに名前を決めましょう。

命名式は生後7日目におこなう

法律上は問題なくとも命名式をする場合は、生後7日までに名前を決める必要があります。
日本では、赤ちゃんが生後7日を迎えられると、お七夜として祝います。
現代は医療が発展し、ほとんどの赤ちゃんが元気に生後7日を過ごすのが当たり前ですが、昔は生後7日を迎えられるのがありがたいことでした。
お七夜では家族が赤ちゃんを囲み、食事をしながら今後の健やかな成長を願い、命名式をおこないます。
お七夜は生まれた日を1日目と数えた生後7日目の夜におこなうため、命名式をする場合は生後7日目までに名前を決めておく必要があります。

命名式とは?

生まれて一週間を無事に過ごせたお祝いであるお七夜の中で、名前披露の儀式として命名式がおこなわれます。
以前は赤ちゃんの名前と生年月日・両親の名前を書いた命名書を、親戚などが集まった席で披露していました。
近年ではお七夜がママと赤ちゃんの退院日と重なり、ママの産後の体調も考慮して、大勢では集まらずに家族のみでおこなうケースが多くなっています。
命名書と赤ちゃんの写真を残したり、赤ちゃんの手形・足形を取ったり、ニューボーンフォトを撮ったりと、イベントの一つとしておこなうパパ・ママもいます。

命名式の準備と流れを紹介

はじめて赤ちゃんが生まれるパパ・ママはもちろん、子どもが減っている近年では命名式の経験がある方は少ないのではないでしょうか。
ここでは命名式をおこなうご家族向けに準備や必要なもの、流れを解説します。

命名式の準備

命名式をおこなうと決めたら、まず参加者を決めましょう。
赤ちゃんとパパ・ママの他に、祖父母を呼ぶかどうかをママの体調も考慮しながら、決めます。
日程は生後7日目の夜が基本ですが、家族の都合にあわせて調整が必要になるかもしれません。
参加者と日程が決まったら、人数を確認して祝い膳を手配します。
テイクアウトやデリバリーなどさまざまなサービスの中から、パパでも準備ができるものを選ぶとよいでしょう。
次の章で詳しく解説しますが、命名書に赤ちゃんの名前を書いておきます。
写真撮影や手形・足形をとる場合は小物などの準備も必要です。
あくまでも産後のママと赤ちゃんの体調を第一に考えて、無理のないスケジュールと内容で計画してください。

命名書の記載内容

命名書には命名式をおこなう年月日・赤ちゃんの名前・赤ちゃんの生年月日・両親の名前と続柄を書くのが一般的です。
伝統的なやり方は、奉書紙という和紙に筆と墨で書く方法です。
奉書紙は祝辞や弔辞など大切なことを書くための和紙で、特別なときに使います。
しきたりに則ってお七夜の中で、命名式をおこなう場合は奉書紙で命名書を作成しましょう。

最近はインターネットで命名書を作成できるサービスもあります。
洋風デザインや和風デザインが選べたり、写真や手形入りで作成できたりと種類も豊富にあるため、家族でこぢんまりおこなうときは利用するのもよいでしょう。

命名式の流れ

祖父母や親戚なども参加して、お七夜や命名式をおこなう場合の一般的な流れを解説します。
参加者が揃ったら、まずは生まれた赤ちゃんの両親であるパパ・ママが挨拶をします。
忙しいなか、集まっていただいたことに対するねぎらいと、赤ちゃんが無事に生まれたことを報告しましょう。
そのあとに命名書を披露し、名前の由来やこんな人になってほしいと名前に込めた願いを発表します。
命名書を神棚に奉納する場合はこのタイミングで、神棚がない場合は参加者から見える位置に飾ります。
それから、乾杯・食事と歓談し、最後にあらためてパパ・ママが挨拶をして解散です。
家族のみでおこなう場合は形式にとらわれず、みんなで赤ちゃんの誕生を祝いましょう。

赤ちゃんの名前は生後7日までに決めておくと安心

法律上は生後14日以内に出生届を出せば問題ありませんが、命名式をする場合は生後7日までに決めておきましょう。
出生届を出すのがギリギリにならないように、余裕をもって生後7日目を目安に決めると安心です。
古くからの習慣通り命名式をする家庭もありますが、習慣を取り入れつつ、赤ちゃんが生まれた記念のイベントとしておこなう家庭も増えています。
いずれにしても産後のママと赤ちゃんの体調を第一に、無理のない内容で祝うのが大切です。

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