子育て世代のためのライフスタイルメディア

赤ちゃんがハイハイしてくれなかったらどうする?親子で楽しいハイハイ練習

赤ちゃん ハイハイ 練習

寝返りを打つようになると、お座りしてもぐらつきがなくなり、パパ・ママもハイハイに期待が高まります。
ところが、なかなかハイハイしない赤ちゃんもいるため、練習させたほうがいいかなど悩みどころです。
今回はハイハイしない赤ちゃんに練習は必要か、練習方法や注意点について解説します。

目次

ハイハイに練習は必要?

赤ちゃんは1人ひとりに個性があるように、成長スピードも違います。
周囲の赤ちゃんができているのに、どうしてできないのだろうと心配する必要はありません。
ハイハイの目安としては生後9〜10ヵ月前後が多く、早いと5ヵ月くらいでハイハイを始めるようになります。
早いから良くて遅いから問題があるわけでなく、赤ちゃんのペースにもよることを覚えておきましょう。
床に転がったとき、両腕を床に突っ張るような動きをしたら、そろそろハイハイする時期かもしれません。

ハイハイの練習方法

なかなかハイハイしてくれない赤ちゃんに練習させる方法とは、どのようなものがあるのでしょうか。

うつぶせ遊び

丸めたタオルを赤ちゃんの腕の下あたりにいれます。
障害物があると、赤ちゃんは乗り越えようと腕や上半身に力を入れるため、ハイハイの練習になります。

好きなおもちゃで興味を引く

おすわりしている赤ちゃんから、少し離れた場所にお気に入りのおもちゃをおきます。
赤ちゃんが興味をしめしたら腹ばいにさせ、おもちゃを近づけたり離したりしてみてください。
音を鳴らして興味を引くと、おすわりの姿勢からうつぶせになりおもちゃに向かってハイハイしてくれます。

タオルを使った運動遊び

タオルを腕の下に入れて、軽く持ち上げるようにするのもおすすめです。
赤ちゃんがバランスを崩さないように、大き目のバスタオルを使うのがいいでしょう。
四つん這い二なるくらいの高さにすると両手両脚を突っ張るようになり、バランスが取れる姿勢を覚えると、自然にハイハイするようになります。
◇遊び感覚でお手本を見せる
赤ちゃんはパパ・ママの真似が大好きであるため、お手本を見せるようにハイハイで動いてみましょう。
親が楽しそうにやると赤ちゃんも興味を示して動きますから、積極的にやってみてください。
ただハイハイするのではなく、赤ちゃんの手本となるようにおもちゃを取りにいきます。
何度かやってみれば、自然にハイハイするようになります。

動きをサポートする

うつぶせで動こうとはするけれど前には進めない赤ちゃんもいます。
ずりばいできるのであれば、足の動き方を軽くサポートするのもよいでしょう。
足の裏を優しく押して、膝を曲げると前に進む感覚をつかませます。
すりばいでも、ほふく前進のように膝を使って這っている赤ちゃんは、つかまり立ちも早いため無理せず見守ってあげてください。

ハイハイの練習する際に注意点

ハイハイの練習をするのであれば、動きやすいような環境作りも大切です。
いくつかの注意点をあげましたので、安全を確認し練習しましょう。

部屋のスペース確保

赤ちゃんが移動しやすいように、部屋のスペースを確保します。
ハイハイの邪魔をしないように、家具などを1か所にまとめてしまうなど、どこからでも赤ちゃんに声掛けできるようにします。
テーブルなども、ハイハイ練習の時は部屋の隅に移動させるのがいいでしょう。

安全性の確保

どのように動き回るか予測ができませんから、フローリングや絨毯のうえには危険なものがないか確認しましょう。
お菓子の缶も赤ちゃんには危険な障害物ですし、新聞や雑誌に手を取られバランスを崩すこともあります。
段差がある場所には移動できないように、柵などを置いて安全な環境で動き回れるように配慮してください。

おもちゃは音が鳴るものを使う

おもちゃを使って赤ちゃんの興味を引く場合には、音が鳴るおもちゃがおすすめです。
パパ・ママが名前を呼ぶ方法もありますが、おもちゃの音のほうが赤ちゃんには効果があります。
音を鳴らしながら声かけすると、赤ちゃんは音のほうに興味を示し移動してくれます。

動きやすい服装

ハイハイは膝を使って移動するため、ロンパースのようにつながっていると動きにくいようです。
Tシャツにスパッツなど、股関節をしっかり動かせる服装がおすすめです。
ワンピースはかわいいですが、ハイハイには邪魔になるため、家のなかでは短めのチュニックなどがいいでしょう。

無理にやらせない

1歳前後に急にハイハイをはじめ、つかまり立ちして歩く赤ちゃんもいます。
他人の赤ちゃんができるからといって、自分の子どもに強制するのはやめましょう。
健診で問題がない限りは、必ずハイハイする時期がやってきます。
無理やり足を動かしたり、体を持ち上げたりするのはストレスになりますしケガの原因にもなります。
赤ちゃんのペースに任せ、どうしても気になるのであれば小児科に相談してください。

赤ちゃんのハイハイ練習は焦らずゆっくり

赤ちゃんの気持ちを優先し、遊びを取り入れながらハイハイに誘導するような練習がおすすめです。
ハイハイは、赤ちゃんが興味を示す方法へ素早く移動できる手段です。
パパ・ママとのコミュニケーションが取れている、赤ちゃんを名前で呼んでいれば自然に近くに行きたがりハイハイします。
急にハイハイしだすこともありますから、部屋はスペースを十分にとって安全な状態にしておきましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次