子育て世代のためのライフスタイルメディア

保育園は何歳から入るのがベスト?入りやすいタイミングと年齢別の入園メリットを解説!

保育園 何歳から

働くパパ・ママの強い味方である保育園。
「保活」や「待機児童」の言葉で騒がれるように、保育園入園にはしっかりとした準備が必要です。
この記事では、何歳から保育園に入園できるのか、何歳で保育園に入園するとよいのか、年齢別の入園メリットを解説します。
保育園にいつから入園するかは、入りやすいタイミングと、ご自身が自宅保育をしたい期間によって人それぞれです。
育休復帰をいつにするか迷っているパパやママはぜひ最後までお読みいただき、今後の保活計画に役立ててください。

目次

保育園は何歳から入園できる?

まずは、保育園が何歳の子どもから受け入れているのか確認しましょう。
労働基準法では産後休業が定められていて、母親の場合、出産後8週間は就業できないため、法律上預けられるのは生後57日以降の子どもです。

保育園は0歳から

一般的な保育園は生後57日以降の0歳の子どもから受け入れていますが、保育園ごとに受け入れは生後3ヶ月や生後6ヶ月以降と独自のルールを定めている場合があります。
なかには0歳クラスはなく、1歳クラスから始まる保育園もあるため、候補になる保育園の受け入れ可能年齢は必ず調べておきましょう。
ホームページで検索できる園が多く、市町村が発行している保育園の資料でも情報が掲載されています。

幼稚園は3歳から

保育園と幼稚園のどちらに入園するか迷っているパパやママもいるのではないでしょうか。
保育園は0歳から入園できますが、幼稚園は満3歳からの入園です。
保育園が自宅保育できない環境の両親に代わって保育するのを目的としているのに対し、幼稚園は小学校入学前の子どもに教育を受けさせるのを目的としています。
また、保育園は両親が働いている間の午前8時頃から夕方18時頃まで開園していますが、幼稚園は朝から昼過ぎの4時間程度の開園です。
幼稚園は、基本的に自宅保育の子どもが入学前に集団生活やルールを学ぶために通うため、集団の中で先生やお友達との関わりをもてるようになる3歳からの通園となります。

保育園に入園しやすい年齢とは

保育園には比較的入園しやすい年齢と、競争率が高く入園が難しい年齢があります。
ここでは、入園しやすいタイミングとその理由を紹介します。

0歳4月

0歳4月のタイミングは、他の年齢に比べて入園枠が多く、希望者も少ないため入園しやすいです。
0歳クラスの初期メンバーとなるため、保育園が受け入れ可能な人数分の入園枠が確保されています。
また、0歳の間は育児休業を取得し自宅保育するパパ・ママも多いため、倍率も低めです。
早く仕事復帰したい方や、1歳以降の入園が難しい地域の方は0歳4月に申し込みするのがいいでしょう。
0歳でも5月以降になると、4月入園の子どもで枠が埋まっている可能性があるため、それぞれの園に入園枠があるか確認が必要です。

3歳4月

0歳4月の次に入園しやすいのは、3歳4月です。
3歳になると法律で決められている保育士1人あたりに見られる園児の人数が増えるため、保育園の受け入れ人数も増えます。
また3歳からは幼稚園に転園する子どももいて、枠が空く場合もあります。
これらの理由から、3歳4月からの保育園入園も比較的入りやすいです。
多くのパパ・ママは育休が2歳までのため、それ以上に延長できる方や、専業主婦(主夫)から働きにでることを検討する方は、3歳4月からの入園がおすすめです。

【年齢別】保育園に入園するメリット

保育園に入園しやすいタイミングはありますが、親や子どもにとっては何歳で入園するのがいいか気になる方もいるでしょう。
年齢ごとに保育園に入園するメリットを解説しますので、ぜひ参考にしてください。

0歳で入るメリット

0歳入園は希望の保育園に決まりやすいのがメリットなので、どうしても入りたい園がある方は0歳入園がおすすめです。
生後57日で預けると育休期間が短くなるため、すぐに職場復帰できるのもポイントです。
また、人見知りがまだ始まっていない子は登園時に泣かれる心配も少なく、スムーズに子どもを預けられるのもメリットでしょう。
ただし夜間授乳が続いている場合や、子どもの夜泣きが始まるとパパ・ママは夜によく眠れず寝不足に陥ったり、体力的に厳しくなったりするかもしれません。
パパ・ママどちらか片方に負担が偏らないように、協力体勢を整える必要があります。

1歳で入るメリット

1歳になると母乳やミルクから卒業している子が多いため、搾乳や哺乳瓶などの準備が必要ありません。
離乳食が進み、自分でスプーンを使って食べる練習やコップ飲みの練習を保育園でみてもらえるため、早くから子ども自身でできることが増えるメリットがあります。
また、食べムラや好き嫌いがあっても、保育園でお友達と一緒だと食が進む子もいます。
離乳食に悩んでいるパパ・ママにとって、お昼ご飯をしっかり食べてきてくれたり、食事の悩みを先生に相談できたりするのもメリットです。
ただし、1歳は育児休業終了のタイミングで入園希望者が増えるため、申し込みの倍率が高い点に注意しましょう。

2歳で入るメリット

2歳になると、体力がつき遊びのバリエーションが広がります。
保育園では、絵具や粘土・色水作り・水遊びや泥遊びなどさまざまな遊びを体験できる
ほか、着替えやトイレなど、身の回りのことを練習できるのもメリットです。
ただし、申し込み倍率が非常に高くなり、保育園に入りにくいのが2歳のデメリット。
さらに2歳はイヤイヤ期に入り、登園時に「行きたくない」と泣かれるなど、子どもを預けるのに一苦労するパパ・ママも多いです。

3歳以上で入るメリット

3歳になると、おしゃべりが上手になり言葉で意思疎通ができるようになります。
保育園では、集団の中でおもちゃの貸し借りや順番待ちなど社会性を身につけられるメリットがあります。
他者に興味をもつ時期で、お友達と一緒に遊べるようにもなるため、保育園で家族以外の人と関われるのも大きなメリットです。
3歳は入園しやすい傾向があるものの、現状では育休を3歳まで延ばせないという懸念点があります。
育休終了後から入園までの保育をどうするかは、事前に考えておきましょう。

保育園入園までの流れは?

保育園には認可保育園と認可外保育園があります。
ここでは認可保育園入園の流れを、4月入園の場合と途中入園(5月〜3月入園)の場合に分けて解説します。
認可外保育園は園によって異なるため、保育園ごとに確認しましょう。

4月入園の場合

入園希望の前年4月〜6月中に情報収集を始めます。
家からの距離や通勤ルートを考慮して、まずは通える保育園をピックアップしましょう。
候補にあがった保育園は7月〜9月に保育園見学をするのがおすすめです。
実際に園の雰囲気や通園時の動線、保育士と子どもの関わり方などをみて、希望園を決めましょう。
認可保育園の申し込みは市町村役場におこなうのが一般的ですが、見学時に申し込み方法や期間の確認をしておくと安心です。
多くの地域が10月から申し込み受付となるため、それまでに必要書類を準備して、必ず期限までに提出しましょう。
年が明けた1月〜2月に結果通知が届き、万が一内定しなかったときは2次募集の情報収集をします。
3月には内定した保育園と面談をして、入園までに持ち物の準備をしておきます。

途中入園の場合

おおまかな流れは4月入園の場合と同じく、通園できる保育園を調べて候補を絞り、保育園見学で希望園を決めます。
申し込みのタイミングが入園希望月の2ヶ月前頃になるため、早めに申し込み方法と期限を各市町村に確認する必要があります。
結果の通知が入園の2週間前など、4月入園に比べると入園準備の期間が短くなることも考慮しておきましょう。

保育園に何歳から通うかは、各家庭の事情にあわせて

生後57日以降の0歳児から小学校入学前の5歳まで通わせられる保育園。
入園しやすいタイミングは0歳と3歳ですが、それ以外にも各家庭によってさまざまな考えや事情があるでしょう。
何歳で入園してもそれぞれメリットとデメリットがあります。
何歳から通わせるか決めたら、保育園選びや申し込み準備は早めに行動して、必ず期限以内に手続きを進めましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次