「毎日公園で遊んでいるから、運動は足りているはず」
そう思っていても、ふとこんな不安がよぎることはありませんか?
「転びやすい気がする」
「体の動かし方がぎこちない」
「同年代の子と比べて運動が苦手そう…」
実は、公園で遊んでいる=運動能力が十分に育っているとは限りません。
この記事では、公園遊びの役割を整理しながら、
年齢別に子どもの運動能力を伸ばすための考え方と、
家庭でできる関わり方をわかりやすくお伝えします。
公園遊びだけでは足りないと言われる理由
公園遊びは、子どもにとってとても大切な経験です。
走る、登る、ぶら下がるなど、基本的な動きが自然に身につきます。
一方で、いつも同じ遊具・同じ遊び方になっている場合、
使う動きや筋肉が偏ってしまうこともあります。
運動能力をバランスよく育てるためには、
さまざまな動きを経験することが大切です。
子どもの運動能力とは?
子どもの運動能力は、
「速く走れる」「力が強い」だけではありません。
具体的には、次のような力が土台になります。
- バランスをとる力
- 体を思い通りに動かす力
- タイミングよく動く力
- 姿勢を保つ力
これらは幼少期にどんな動きを経験したかによって、
大きく差が出やすいと言われています。
年齢別|運動能力を伸ばす関わり方
【1〜3歳】まずは「たくさん動く」がいちばん大切
この時期は、上手・下手を気にする必要はありません。
歩く、走る、しゃがむ、登るなど、
全身を使って自由に動く経験が何より大切です。
家の中でも、
クッションをまたぐ、段差を上り下りするなど、
遊びの中で動きを増やしていきましょう。
【4〜6歳】いろいろな動きを経験する
動きが安定してくるこの時期は、
ジャンプ、投げる、蹴る、回るなど、
動きのバリエーションを意識してみましょう。
鬼ごっこ、ボール遊び、リズム遊びなど、
ルールのある遊びもおすすめです。
「できた・できない」よりも、
挑戦したことを認める声かけが大切です。
【小学生】基礎を固めながら、得意を伸ばす
小学生になると、
運動の得意・不得意が少しずつ見え始めます。
この時期は、
走る・跳ぶ・投げるといった基礎的な動きを大切にしつつ、
興味のあるスポーツや遊びに挑戦していくのがおすすめです。
結果よりも、
「続けていること」「工夫していること」に目を向けましょう。
家庭でできる運動能力を伸ばす工夫
① 毎日少しでも体を動かす時間をつくる
長時間でなくても大丈夫です。
「外に出られない日は家で体操」
「寝る前にストレッチ」など、
日常の中に動く習慣を取り入れてみましょう。
② 親も一緒に体を動かす
親が楽しそうに体を動かしていると、
子どもも自然と真似をします。
教えるよりも、
一緒に楽しむ姿勢が、運動への前向きな気持ちを育てます。
③ 比べない・急がせない
「同い年の子はできているのに…」
そんな気持ちになることもありますよね。
でも、運動の成長スピードは本当に人それぞれ。
比べるのは他の子ではなく、
昨日のわが子。
少しずつの成長を一緒に喜ぶことが、
自信につながっていきます。
まとめ|大切なのは「量」より「経験の幅」
公園遊びは、子どもの成長に欠かせない大切な時間です。
ただし、それだけに頼るのではなく、
さまざまな動きを経験できるよう、
家庭での関わり方を少し工夫してみましょう。
特別な道具や習い事がなくても、
日常の中の遊びで運動能力は育っていきます。
焦らず、比べず、
子どもの「動きたい気持ち」を大切にしていきたいですね。


