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小学校受験に落ちるタイプとは?受かる子の特徴も紹介!

子どもにできる限りよい教育環境を与えるために、小学校受験をさせる親御さんが増えています。
ところが、小学校受験に落ちるタイプには共通点があります。
自分の子どもが小学校受験に落ちるタイプか受かるタイプか、気になっているのではありませんか?
今回は、小学校受験に落ちる子と受かる子の特徴を挙げていきます。

目次

小学校受験に落ちる子の特徴5選

小学校受験に落ちるタイプには、共通点があります。
受験に落ちる子の特徴は以下の5つなので、参考にしてみてください。

  • キョロキョロする子
  • 自信をもって行動できない子
  • 運動能力が劣っている子
  • 自分本位な子
  • 暗い印象の子

キョロキョロする子

試験では、問題に集中できる子と、集中できずに周りを見渡す子が明確に分かれます。
自分が正解していてもキョロキョロと周りを見る様子は、小学校受験に落ちやすい特徴です。
こういう子は、合っているのか不安に感じたり、親に怒られたくないと考えたりするもの。
キョロキョロする様子は自信のなさの表れであるため、自信を持って行動に移すように習慣をつけましょう。

自信をもって行動できない子

学校では、自分で自信を持って行動できる子を求める傾向があります。
自信がない子は、前の子が間違えている場合は「こっちが正解なのでは?」と流されてそのまま自分も間違えてしまうもの。
たとえば、ケンケンパーで遊んでいるときに前の子が手順を間違えると、自分も一緒に間違えるケースが該当します。

運動能力が劣っている子

小学校受験では運動能力を測るテストがありますが、運動能力が劣っている子は小学校受験で不利です。
運動能力が低いからといって必ず落ちるわけではありませんが、運動ができないからといってすぐ諦めるのは印象が良くありません。
運動能力が低い場合は、日頃から外で活発に遊ばせてあげてください。

自分本位な子

受験では集団行動に関するチェックもおこなわれますが、その際に自分本位に動く子も小学校受験で不利です。
学校は集団生活になるため、周囲と意思疎通ができない子はトラブルのもと。
そのため、周囲との協力が重要であると、日頃から教えてあげてください。

暗い印象の子

暗く沈んだ子と明るく感じが良い子では、明るい子の印象が良くなります。
明るい子は周囲を笑顔にするものですが、反対に暗い子は印象が悪くなりやすいもの。
家庭で、お子さんと楽しく遊んでいますか?
お子さんと楽しく過ごして、笑顔になれるようにしましょう。

小学校受験に受かる子の特徴5選

小学校受験では、受かる子にも共通する特徴があります。
ここでは、以下の5つの特徴を解説するので、確認しておいてください。

  • 挨拶ができる子
  • 自己肯定感が強い子
  • 思いやりの心を持っている子
  • 無邪気で元気な子
  • 知的好奇心が旺盛な子

挨拶ができる子

小学校受験では、マナーを守れるかどうかが重視されます。
お子さんに、挨拶が重要であると日頃から言って聞かせていますか?
「こんにちは」「ありがとうございます」などの基本的な挨拶は重要であるため、普段から挨拶ができるように指導しましょう。
うわべだけの挨拶ではなく、日頃近所の人にしているからできる自然な挨拶ができるかどうかが重要です。

自己肯定感が強い子

自己肯定感とは、自分で自分の実力を認める心理状態を指します。
受験では、自分はやればできると信じる力、自己肯定感の強さが重要。
自分はやればできると考えており未知の分野に積極的に挑戦するため、学習したことを自分の力にします。
お子さんがしていることをダメと否定するのではなく、冷静に自身を見つめられるように指導するのがおすすめです。

思いやりの心を持っている子

思いやりの心を持っている子は、小学校受験で強いアドバンテージとなります。
小学校受験に合格した場合は、小学校から高校までの長い間をクラスメイトと過ごします。
長い期間お互いが快適に過ごすには、思いやりの心が大切。
そのため、小学校受験でも、思いやりがあるかどうかが重要です。

無邪気で元気な子

無邪気で元気な子は印象が良く、話しかけてあげたいムードを持っています。
元気な子は、何でも前向きに取り組む力を持つ場合が多いため、学校の勉強も進みやすいもの。
加えて、物事に興味を示すため知識を得る機会が多く、物事に対して結果的に得をするケースも多くなります。

知的好奇心が旺盛な子

知的好奇心が旺盛な子は探求心も強く、その探求心が知識の獲得に結びつきます。
さらに、受験対策の問題も楽しみながら取り組めるため、受験で強いアドバンテージになるでしょう。
知的好奇心を育む広い視野は子どものうちから持つため、可能性を潰さないようにやさしく背中を押してあげてください。

落ちる要因は面接時にもある

小学校受験に落ちる要因は、面接時にもあります。
以下の行動をすると不合格に結びつきやすいため、注意が必要です。

  • 試験官の指示に従わない
  • 試験官の指示を聞いていない
  • 課題に的確にこたえられない
  • 自分の意見をしっかり言葉にできていない
  • 他の子を気にかけない

試験官の指示に従わない

大人の面接と同様、試験官の指示がなければ動いてはいけません。
きちんと指示に従えるかどうかもマナーとしてみなされるため、指示を無視してしまうとマナーが悪いと思われてしまいます。
そのため、事前に家庭で訓練を重ねておきましょう。

試験官の指示を聞いていない

試験官の指示や面接官の質問内容を聞いていない子も、落ちる子の特徴です。
物事に集中しているか、指示をちゃんと聞いているか、内容をちゃんと理解しているかどうかは試験の基本。
その基本ができていない子は、注意力が散漫であると判断されます。

課題に的確に答えられない

面接では、自分自身の答えを考える主体性や、コミュニケーション能力がチェックされています。
主体性がある子どもは、自分から「今何をするべきか」を決めて取り組めますし、コミュニケーション能力は長い学校生活では欠かせません。
反対にコミュニケーション能力がないと、クラスメイトとの間によい関係を築きにくいもの。
そのため、聞かれた質問に対して的確に答えられない場合は、主体性やコミュニケーション能力がないと判断されて落とされてしまいます。

自分の意見をしっかり言葉にできていない

面接では、なぜこの学校を選んだのかなど、自分の考えを述べる機会があります。
自分の頭で考えるだけではなく、その考えを言葉にして周囲に理解してもらわなくてはいけません。
家庭で、自分の意見を日頃から発信させる癖をつけていますか?
絵本の読み聞かせの際に「なぜこう言ったと思う?」と質問をしてみて、子どもが意見を言いやすい環境を作ってあげてください。

他の子を気にかけない

小学校受験では子どもと面接官で面接をおこなう場合がありますが、その際に道徳判断が問われるケースがあります。
他の子を気にかけられない子だと判断されると、面接で落ちてしまいます。
自分勝手な子は、長い学校生活でよい人間関係を築けません。

小学校受験に受かる子になるには

小学校受験で自分の子が落ちるタイプだとわかっても、あきらめる必要はありません。
落ちるタイプだとわかれば、受かる子になったり、事前に対策をしたりできます。
以下の4つの方法があるので、参考にしてみてください。

  • 落ち着きがない子はあえてエネルギーを使い果たす
  • 引っ込み思案な子は積極的に会話の様子を見せてあげる
  • プレッシャーに弱い子は人や場に慣れさせる
  • 暗い子は家庭で楽しく過ごせる場を作る

落ち着きがない子はあえてエネルギーを使い果たす

集中力は誰にでもあります。
落ち着きがない子は、集中力を妨げるほどエネルギーがあるだけ。
そのため、エネルギーを使い果たしておいて、集中力を妨げないようにするのが大切です。
たとえば、10分〜15分程度運動させてから、1時間勉強させる方法があります。
「遊んだから勉強しましょうね」という感じで取り組んでみてはいかがでしょうか。

引っ込み思案な子は積極的に会話の様子を見せてあげる

もじもじして話すのが苦手だったり、語彙力が乏しかったりするような、引っ込み思案な子は小学校受験で不利になります。
その場合は、親が楽しく会話をしている様子を子どもに見せてあげるのが効果的。
また、普段の会話では「りんごを食べる?」ではなく「りんごとみかんどっちが食べたい?」と子どもに聞いて、意思表示させる習慣をつけましょう。

プレッシャーに弱い子は人や場に慣れさせる

100%こなさなければいけないと考えてしまう、プレッシャーに弱い子は存在します。
そういった場合は、自分の得意なことを人前で発表する形で、人や場に慣れさせましょう。
人前で得意なことを発揮すれば、物怖じをしなくなるケースがあります。

暗い子は家庭で楽しく過ごせる場を作る

暗い雰囲気の子は、家庭で楽しく過ごせる環境を作りましょう。
家庭で子どもに怒ってばかりいませんか?
怒ってばかりいると子どもは楽しい思いができず、表情が乏しかったり雰囲気が暗かったりするものです。
子どもが楽しく過ごすには、出かけた際に写真を多く撮影したり、親子で過ごす時間を多く作ったりするのが有効。

小学校受験に落ちるタイプを知って早めに対策しよう

小学校受験に落ちる子は、キョロキョロする子や自信をもって行動できない子、自分本位な子です。
また、面接で自分の意見を言葉にできなかったり、質問に的確にこたえられなかったりすると、落ちる要因になります。
反面、挨拶ができて元気な子や、知的好奇心が旺盛な子は受かりやすいもの。
落ちるタイプに該当しても、家庭で楽しく過ごしたり、積極的に会話する様子を見せたりするなど対策があるので、実践してみてください。

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