子育て世代のためのライフスタイルメディア

受験ママの服装ガイド!お子さんと共に自信をもてるポイントを紹介

お受験 ママ 服装

お子さんのお受験を控えているママさんのなかには、「お受験ならではの服装ってあるの?」「スーツであれば何でもいいのかしら?」など、服装に関して疑問や不安をもつことでしょう。

この記事では、お受験にふさわしい母親の服装や持ち物などについて詳しく解説します。お受験当日に自信をもって臨むためのポイントをまとめましたので、大事なお受験を成功させるために、ぜひご確認ください。

目次

お受験で母親の服装は重要?

最初に結論をいえば、お受験で母親の服装は非常に重要です。その理由は、母親の服装が受験当日の雰囲気や子どもの心理に大きな影響を与え、面接官にも好印象を与えることが期待されるためです。

受験当日は子どもにとって重要な日であり、母親が適切な服装で自信をもって臨むことは子どもに安心感を与えます。お子さんもポジティブな気持ちで試験に臨み、面接官にも良い印象を与えるでしょう。逆に、母親の服装が不適切であれば精神的に不安になり、それが子どもの受験にも影響を及ぼす可能性があります。

また、学校側は子どもだけでなく保護者も一緒に見ており、親の服装も学校への印象を左右します。品のある服装は学校側にも好印象を与え、受験結果に良い影響を与えるでしょう。とくに緊張感のある面接では、母親の服装が冷静な雰囲気を醸し出すことで、全体の雰囲気が安定し、子どももより集中力を発揮しやすくなります。

つまり、お受験で母親の服装は単なる外見だけでなく、子どもの精神的なサポートや学校側に良好な印象づくりにおいて影響を及ぼす要素といえます。

服装のポイント

お受験の母親の服装において、色、デザイン、サイズ感の3点が重要です。それぞれについて詳しく解説します。

(1)色の選定

母親の服装を考える際、最初に気を遣いたいのは色の選定であり、濃紺をおすすめします。濃紺は清潔感があり知性と品性を備えた色であるため、小学校受験に適しているとされています。また、濃紺は入学後のイベントや保護者会などでも利用でき、長く使えるため、結果的にはお得な選択肢となるでしょう。

(2)スーツのデザイン

を指します。このスタイルは上下が同じ素材やデザインで統一されているため、洗練された印象を与えられます。また、組み合わせに迷うことなく簡単におしゃれなコーディネートが感性するため便利な服装です。

ただし、以下の点に注意が必要です。

  • ジャケットは襟つきのものが適している
  • パンツスーツはさけたほうが良い
  • スカート丈は膝が隠れるものを選ぶ

ジャケットは清潔感を保ちながら襟付きのものが適しています。襟の形にはゆるやかにカーブしたショールカラーが人気で、上品な印象を与えるでしょう。

普段はパンツが主流のママであっても、お受験ではパンツスーツをさけたほうが無難です。フォーマルな場ではスカートやワンピースが正式な装いとされており、面接官の先生によってはパンツスーツにカジュアルな印象を持つ可能性があります。

また、スカートの丈は座った際に膝が見えない長さのものにしましょう。最近ではフレアスカートが人気であり、足さばきがよく動きやすい点が好評です。

(3)サイズ感

スーツのシルエットには程よいゆとりが求められます。過度なゆとりやきつさは避け、体型に合わせた適度なゆとりのあるシルエットのスーツを選びましょう。身体のラインを強調せず、清潔感を保つためにも適切なサイズ感を心がけてください。

このように、洋服の色は濃紺が基本であり、デザインは清潔感と品性を重視し、程よいサイズ感であることが、お受験の母親の服装において大切なポイントとなります。

バッグや靴のポイント

バッグや靴は全体の印象に大きく影響を与える要素です。服装が良くてもバッグや靴にほころびが見られたり、アンバランスであったりすれば印象を悪くしてしまいます。以下は、お受験の際のバッグ選びのポイントです。

(1)バッグのデザインやサイズ

フォーマルな場にふさわしい黒や濃紺のシンプルなデザインが良いでしょう。ロゴや派手な装飾は避け、清潔感と上品さを演出しましょう。ただし、明らかに弔事用と見て取れるタイプの黒バッグは避けてください。

また、バッグのサイズはA4サイズの書類が入るタイプがおすすめです。持参する書類や配布資料などを折らずにスマートに収納できるサイズが便利です。自立するタイプのバッグを選ぶと、椅子の横に置いても安定します。

(2)靴のデザインやサイズ

靴は歩行の安定性や姿勢に影響を与えるため、慎重に選ぶ必要があります。エナメルやベロアなど光沢のあるものでなく、黒い革のシンプルなデザインのパンプスを選びます。紐付きタイプのパンプスは着脱に時間がかかる可能性があるため、当日は避けたほうが良いでしょう。ヒールの高さは3〜5cmが一般的であり、安定感のある太めのヒールのタイプが好まれます。

なお、ストッキングのカラーはフォーマルな場にふさわしく肌色のものを着用し、急な伝線に備えて当日は予備を1つ持参すると安心です。

これらのポイントに注意して、バッグと靴を選ぶことで、全体の印象が清潔で上品なスタイルとなります。

髪型のポイント

髪型についても細心の注意を払う必要があります。以下に髪型や色、アクセサリーなどについて詳しく解説します。

(1)ヘアスタイルは清潔感を大切に

ショートヘアの場合、サイドが短くても前髪が重い印象で、目が隠れてしまうようなスタイルは、良い印象を与えません。

また、肩以上の長い髪は、ハーフアップや低めのポニーテールなどにまとめるとスッキリとした印象があります。目立つ前髪は横に流すかピンで留めて、顔をすっきり見せましょう。

(2)ヘアカラーは明るすぎないように

髪の色も大切なポイントです。品のある印象を与えるためには自然な暗めの髪色がおすすめです。落ち着いた色味が、フォーマルな場面にふさわしい印象を与えます。

また、普段ヘアワックスやクリームを使って髪型をデザインする方も、当日の使用は抑え気味にして派手な印象を与えないよう注意しましょう。

(3)ヘアアクセサリーもシンプルに

ヘアアクセサリーは黒やネイビーなどのシンプルで清楚な色味を選ぶと良いでしょう。大きなリボンや派手なシュシュなどは避け、控えめで上品なアクセントになるよう心がけます。ヘアピンやゴムは取れてなくなる感応性があるため、予備を用意しておきましょう。

以上の点に留意して自信のもてるスタイルを整えましょう。

アクセサリーのポイント

アクセサリーについてもシンプルさが求められます。以下に、アクセサリーを選ぶ際のポイントを紹介します。

  • 控えめで華美に見えないものを選ぶ
  • 小ぶりなダイヤやパールが望ましい
  • ネイル色はクリアやベージュ系のものを使う

基本的には結婚指輪のみで良いともいわれます。もしも身につける場合は、小ぶりで控えめなダイヤかパールが良い選択です。とくにパールは優しさを演出し、清楚な印象を与えます。

ネイルについては基本的に塗る必要はありません。気になる場合は落ち着いた色のワンカラーを選びましょう。

お受験で自己アピールし過ぎるのは、かえって逆効果です。アクセサリー選びについても、清潔感と上品さを演出できるように注意をはらいましょう。

受験当日持っていると便利なもの

お受験当日は親子共々、非常に緊張するものです。事前に準備しておきたいもの、あるいはいざというときに慌てないために用意しておくと便利なアイテムについて紹介します。

(1)スリッパ

靴を脱いでスリッパに履き替える際、上質で洗練されたスリッパを用意しておくのは、自信がもてるとともに、学校側に良い印象を与えられます。パンプスと同様に派手なデザインや色のものは避け、黒や濃紺などある程度厚さのあるスリッパを用意しましょう。また、下靴を入れる袋を準備しておくと安心です。

(2)大きめのバッグ

お受験には貴重品や書類などを入れるバッグのほかに、少し大きめのバッグも必要です。その理由は、お子さんと保護者様の上履きや着替えなどを入れる必要があるためです。お受験の学校によっては体操などの考査があります。すべての荷物をまとめられるシンプルなデザインのバッグを用意することで、移動や面接、考査の際のスマートな所作につながります。

(3)傘袋

天候が不安定な場合、学校に傘袋がないかもしれません。こちらも3人分の傘を納められる傘入れを用意することで慌てずに済みます。

(4)替えのストッキング

伝線しにくいストッキングを着用していても、何かにひっかかって破れてしまうかもしれません。万が一の場合に備えて、替えのストッキングを準備しておくと安心です。お受験の間に「破れたらどうしよう」といった心配をもつことなく行動できるでしょう。

(5)クリップボード

クリップボードは、書類の確認やメモを取る際に役立ちます。バッグのなかから出したり入れたりするのも便利で上手に整理ができるため、行動や気持ちにゆとりがもてます。

このほかに、天候が悪くバッグや服が濡れてしまった場合にサッと拭き取るためのタオルや、緊張するとお腹をこわしやすいお子さんに処方する下痢止め、万が一のケガに備えて絆創膏……など、状況に合わせてアイテムを用意しておきましょう。

あれもこれもと荷物を増やす必要はありませんが、「どうしよう」「大丈夫だろうか」といった不安をもっていては、お受験に立ち向かえません。自信をもって臨めるよう何が必要か見極めて準備を進めましょう。

お受験は最適な服装と持ち物で自信をもって

お受験当日の母親の服装や持ち物には慎重な選定が必要です。濃紺のスーツや使い勝手の良いバッグや靴の選択が、受験の雰囲気や子どもの心理に影響を与えます。

また、便利なアイテムの準備も欠かせません。記事で紹介したポイントを確認し、お受験当日に親子共々安心して試験に臨めるように準備を整えましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次