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5歳児におすすめしたい習い事は?習い事を選ぶ基準もあわせて紹介

習い事 5歳

就学前の5歳児に習い事を始めさせたいけれども、どれから始めたら良いのかで悩んでいる親御さんが多いのではないでしょうか。
習い事の選び方の基準や、習い事を始めるメリットやデメリットを知っておくと便利です。
今回は5歳児におすすめしたい習い事は何か、おすすめの理由をあわせて紹介します。

目次

5歳児はどんな時期?

5歳児は幼稚園の年長さんになるときで、身の回りのことが1人でできるようになる時期。
そして、好奇心と感受性が育って、興味や関心が全開になるため、子どもの好き嫌いがはっきりしていきます。
また、相手の表情からどのような感情を抱いているのかを読み取る力も発達するでしょう。

精神面での成長に限らず、身体も大きく成長する時期です。
男女問わず運動機能が上がり、ボールを上手に蹴ったり、投げたりができるように。
バランス感覚も伸びてくるため、ブランコの立ち乗りや平均台の上に乗って歩く遊びもできるようになります。

5歳児から習い事を始めるメリット・デメリット

5歳児から習い事を始める場合のメリットとデメリットはそれぞれ2つ挙げられます。
習い事を始める際のメリットとデメリットをよく理解したうえで、習い事を始めるべきかどうか検討してください。

子どもの視野がさらに広がるのがメリット

5歳児からの習い事の特徴として、興味があるものに対して実際に触れて感じる体験型がほとんどです。
体験した記憶から、さまざまな角度で物事を見る力が養われるため、子どもの見ている世界が以前よりも広がるように。
とくに、5歳児は出会ったものすべてが新鮮に見えるので、強い関心を示しやすい傾向にあります。

幼稚園や保育園と異なる環境での経験は、子どもからすれば良い刺激となり、視野を広げるのが楽しいと実感します。
また、習い事では、幼稚園や保育園、家族以外の人と関わっていくため、新しい人間関係を築く力が身につくのもメリットです。

学力や体力の基礎が早く身につけられるのがメリット

子どもは大人と比べて吸収力が早い傾向にあり、小さい頃から習い事を始めると、学力や体力の基礎が身につくでしょう。
小学生になると、音楽と英語、水泳など、さまざまな内容を学んでいきます。
幼稚園や保育園と小学生ではカリキュラムが異なる関係上、授業についていくのが大変と感じる子どもが一定数います。

早い時期に習い事を始めることで、小学校へ入学する前に、ある程度先取りして学べるため、授業についていきやすいです。
さらに、水泳や体操などスポーツ系の習い事を始めれば、体力・免疫力が身につき、風邪にかかりにくい体になる点もメリットとしてあげられるでしょう。

習い事の出費がかさむのがデメリット

5歳児から習い事を始める際は、毎月の出費がかさむ点に注意しなければなりません。
費用の内訳として、入会金と月謝、初期費用からなります。

月謝の金額は毎月4,000円~10,000円程度。
習い事の種類によっては、入会金や初期費用がかからないものもあるでしょう。
月謝や入会金、初期費用以外の諸費用がかかるケースがあるのも注意しなければならないです。
たとえばスポーツ系の習い事では試合の遠征費が、音楽系の習い事では発表会への参加費用がかかる場合があります。

友達と遊ぶ時間が減るのがデメリット

習い事をする時間ができる分、自由時間が少なくなるデメリットがあります。
友達と遊ぶための時間が減ってしまうと、子どもにとってはストレスと感じやすいです。
なかでもスポーツ系の習い事は、試合の予定が土日に入るケースが多く、家族と出かけて過ごす時間も減るでしょう。
5歳児は遊びを通して、多くのことを学び成長する大切な時期。
日常生活に支障が出ないように、習い事と遊びのバランスをよく考える必要があります。

5歳児におすすめの習い事5選

ベネッセ教育総合研究所では約5年ごとに、未就学児の習い事に関するアンケートを実施しています。
5歳児の約半分以上は何らかの習い事をしている結果から、習い事を始めるのにぴったりの時期と言えるでしょう。
5歳児からの人気が高い習い事を5つあげましたので、習い事を選ぶ際の参考にしてください。

水泳やスイミング

自信や集中力をつけたい、楽しみながら体力向上したい場合は、水泳やスイミングに通うのをおすすめします。
レッスンの流れとして、水に慣れてもらい、クロールと背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライの泳ぎ方を習得していく流れとなります。

お風呂が怖かったり、プールの授業が苦手と感じたりしている子どもの多くは、水に対する恐怖心を感じているでしょう。
小さい頃から水泳やスイミングに通っておくと、遊びを通して水に慣れていきますから、水への恐怖心が軽減されるでしょう。

体操

体操教室ではマットや跳び箱、鉄棒、フラフープなどの道具を用います。
普段の生活ではなかなか使わない動きをするため、全身をコントロールする力が身につき、体力アップにつながります。

とくに、運動神経の発達は5歳児までに約8割決まるとのデータがあり、運動神経の発達をサポートするのに適切な時期です。
さらに、柔軟性やバランス感覚も身につくことで、怪我をしにくい体になるでしょう。

ピアノやエレクトーン

子どもの頃からピアノやエレクトーンを始めると、音感やリズム感が身につけられます。
また、楽譜を読みながらリズムに合わせて鍵盤を弾くように、複数の作業を同時にこなす必要があり、集中力も高められます。
さまざまな刺激が脳に伝わるので、脳の発達にも良い影響が。

レッスンは個人レッスンとグループレッスンの2種類があるでしょう。
個人レッスンは子どもの成長スピードに合わせて受けられ、グループレッスンでは友達と一緒に受けられるのが特徴です。

英会話

2020年4月から英語が小学3年生と4年生で必修化に、5年生と6年生は教科化へと変わったため、英会話教室の需要が増えています。
中学校以降の授業や受験、社会人になっても英語を使う機会はありますから、早い段階で英語に触れて苦手意識をなくす必要があります。
5歳児から英会話教室に通うことで、ネイティブの発音やリスニングのスキルが身につくでしょう。

習字

5歳児になるとひらがなが書けるようになる年齢です。
習字教室では、鉛筆の持ち方や字の書き方から学んでいくため、誤った書き順や字のクセがない美しい文字を書けるようになります。

習字教室の特徴として、ほかの習い事よりも初期費用が安く、気軽に始められます。
また、書く時の正しい姿勢や道具の揃え方、片付けなどの作法も学べるため、礼儀作法も身につくメリットもあるでしょう。

5歳児の習い事を選ぶ基準

子どもの習い事が決まっても、どの教室を選んだらいいのか分からないという親御さんの声が多いです。
教室を選ぶ際に見てほしいポイントを3つ紹介します。

先生と子どもとの相性が良いか

5歳児にとっては、先生とコーチの存在は今後の成長に大きくかかわる大切な存在と言えます。
先生とコーチとの相性が悪ければ成長するスピードが遅くなるうえに、習い事に通うのがストレスとなり、習い事が嫌いになるリスクもあるでしょう。

子どもの性格に合わせて教え方を変える先生は良い先生の可能性が高いです。
無料でレッスンが受けられる教室もありますから、実際に体験レッスンを受けてみて、子どもと先生との相性が良いのかを見極めましょう。

小学生になってからも習い事が続けやすいか

習い事を始めるにあたって、教室の立地とレッスンの開始時間は重要なポイントとなります。
5歳児は1年後には小学生。
小学生になると、これまでの生活リズムや行動できる範囲が異なってくるのも考慮しながら教室を選ぶのが大事です。
5歳児の場合は、親御さんの送迎が必要なケースがほとんどです。
アクセスしやすい距離にあるのか、レッスンが終わるまでの間で一時的に車を置ける場所があるのかを確認するのがポイントとなります。

性別で習い事を決めずに子どもの意見を尊重する

女の子だから音楽系の習い事、男の子だからスポーツ系の習い事というように、性別で習い事の種類を決めないようにしましょう。
性別で習い事を決めてしまうと、その分可能性を狭めることになるからです。

5歳児は心身が大きく成長する大事な時期であり、性別にこだわらずにさまざまな体験をするべきです。
また、習い事を選ぶ際は、習い事への興味があるのか、前向きな気持ちで取り組めているのかも大事なポイントとなります。

小学生になっても通い続けられる習い事を

5歳児は翌年には小学生になり、心身ともに大きく成長する大事な時期。
5歳児から習い事を始めると、学力や体力の基礎が出来上がり、子供の視野が広がります。
習い事の種類はたくさんありますから、お子さんの興味や関心が強いのはどれか、子どもの自主性を重んじて習い事を選ぶのが大事です。

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