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4歳児からの習い事は早い?メリット・デメリットとおすすめの習い事7選

習い事 4歳

保育所や幼稚園に通うお子さんのなかには、習い事に通っているケースも多いのではないでしょうか。
子どもの意思を尊重したい・伸び伸びと育てたいから、習い事をさせていないけれど、周囲が始めたと聞くと焦ってしまいます。
本記事では4歳児に習い事をさせるメリット・デメリットやおすすめの習い事を紹介します。

目次

4歳児はどんな時期?

他人の言葉を理解できるようになるため社会性が身につき、運動能力も向上していきます。
できることが多くなるため、着替えや歯磨きなども自分で進んでやるようにもなる時期です。
集団に馴染めるようになるため、自分から友だちを遊びに誘う、順番を守るなどの社会性のある行動ができるようになります。
ルールを理解し行動できるようになるため、習い事を始めるのに適した年齢です。

4歳児で習い事を始めるメリット・デメリット

早いかな?と思いながらもチャレンジさせたい習い事には、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

メリット:友だちが増える

新しいコミュニティに参加することによって交友関係が広がります。
保育園や幼稚園以外の友だちが増え、習い事を通してコミュニケーション能力が高められていきます。

メリット:新しい刺激を受けて成長する

触れたり・見たりしたことがない刺激と出会いは、子どもの世界を広げてくれるはずです。
好奇心が旺盛な4歳児には、目に入るものすべてが新鮮に見えます。
新しいことにチャレンジすると、子どもの可能性が広がるでしょう。

メリット:集中して物事ができるようになる

親に頼らず、自分で何でもやらなければならないのは習い事。
継続すると集中力がアップし、継続する力が身につきます。

メリット:自己肯定感が高まる

常に親が手を貸してしまうと、自分では何もできない子どもに成長してしまいます。
親と離れることで自立心が芽生え、できることが増えれば自己肯定感が高くなっていくでしょう。

デメリット:子どもに合っているか判断しにくい

子どもの気持ちを優先して習い事をさせたいものですが、本当に子どもに向いているかの判断は難しいものです。
最初は楽しく通っていても、思うように楽しめない・興味がなくなってしまうこともあります。
楽しめないようであれば、本人がやりたい習い事に切り替えることも考えましょう。

デメリット:ストレスを抱えやすい

大人しく遠慮しがちな子どもに、知らない場所で積極的になれというのは酷な話です。
指導者と合わない・友だちとコミュニケーションが取れないことで、ストレスを抱えてしまうケースも少なくありません。
自分から習い事の話をしない、聞いても黙り込んでしまうのは何か原因があります。
早めに気付けば解決できますから、子どもの様子をしっかり見ておきましょう。

デメリット:お金がかかる

どのような習い事をさせるのかにもよりますが、子どもの習い事にはお金がかかります。
子どもに向いている・能力が伸びているのであれば継続がおすすめですが、そうでないなら見直す事も必要です。

4歳児におすすめの習い事7選

親と離れて4歳児が習い事を始めるのは大きなチャレンジです。
馴染めなかったらどうしようと心配になりますが、子どもの成長のために興味を持っていることから始めましょう。
参考:ベネッセ総合教育研究所

スイミング

低年齢から始めやすい習い事で、体力アップのために通っている4歳児も多いようです。
就学前に水慣れしておくとスムーズなことや水遊び感覚で始められる手軽さがあります。
全身運動のため、肥満予防や喘息の改善に通わせている家庭も多いでしょう。
上達ペースに合わせてテストがおこなわれるため、目標をもって取り組めますし、達成感も得られます。

体操

道具を使って体を動かすため、先生の意図を理解できる4歳時からがおすすめです。
マットレスやトランポリン、縄跳びなど、身近な道具を使って、体を思い切り動かせます。
体力アップはもちろんですが、体幹が鍛えられ柔軟性もアップしますから、ケガをしにくくなります。
運動習慣をつけることで、将来的に好きなスポーツを選びやすくなるでしょう。

英会話

会話をすることが楽しくなる4歳児は、日本語以外の言語にも興味を持ちやすく、素直に吸収します。
自然に英語を理解できるようになるため、大人になって苦手意識を持つことはありません。
おしゃべりがしたい年齢であるため、英語もどんどん話せるようになるでしょう。

通信教育

小学校受験や学力アップ、トータル的な能力アップのために通信教育を利用する家庭も多くみられます。
幼児向け教室もありますが、通信の場合にはタブレットやDVDを利用した運動遊びやコミュニケーションが楽しめます。
子どもの成長に合わせてカリキュラムが組まれていますから、「楽しい」「やりたい」気持ちが後押しされ、考える力が身についていくでしょう。

音楽(ピアノ)

指先をつかい、音を聞きながら考える力を身に着けられます。
音感だけでなく集中力が身につき、情緒教育もできるため4歳児が始める習い事に適しています。

リズム遊び

リズムに合わせて体を動かすことで、音感と運動神経が養われていきます。
小学校に入ると、体育でダンスの授業がありますから、リズム感を養っておくとよいでしょう。
先生のお手本通りに体を動かせるようになるなど、コントロール能力も備わっていきます。

そろばん

デジタルの時代でも、人気が高いのがそろばん教室です。
計算が得意になると、数字に対しての苦手意識がなくなり就学してもスムーズです。
暗算は集中力を高め、何事にも動じない強固な精神を培います。
初期費用が安く、検定を受けて級から段にアップする楽しさも味わえます。

4歳児の習い事を選ぶ基準

どれも魅力的で、どの習い事にすればいいのか迷ってしまうママ・パパも多いでしょう。
子どもが楽しく・継続できる習い事を選ぶポイントは以下の3つです。

子どもが楽しめるか

親がやらせたい習い事が子どもにとって本当にベストであるか考えてみましょう。
大人しく内向的な性格の子どもを、無理やりに人の多い習い事に通わせてもうまくいかなくなります。
集団活動をすれば、友だちとのトラブルも増えますが、指導者との相性が問題であることも多いのが現状です。
習い事をするのは子ども自身であるため、本人が楽しいと思えなければ意味がありません。
どんな習い事にも体験レッスンがありますから、どのような雰囲気で周りの子どもたちが楽しみながらやっているか見学しましょう。
子どもが楽しんで通える教室かつ、本人がやりたがる教室を選んでください。

子どものリズムにあっていること

おしゃべりも上手になり団体行動に慣れてきたとはいっても、成長段階にある4歳児に無理がかかるような習い事は良くありません。
子どもの負担にならない時間帯や曜日に通えるかもチェックしましょう。

通いやすい場所にある

家の近くに教室がある、公民館や小学校の体育館などを利用している場合、送迎に時間もお金もかかりません。
交通機関を使う必要がある、車で送迎しなければならない場合、待機場所の有無などを検討する必要があります。
おじいちゃん・おばあちゃんが送迎してくれるにしても、車を出してもらったり待機してもらったりするのは負担になります。
週に何回通うのかにもよりますが、家族が負担になってまで通う必要があるのか考えてみましょう。
長く続ける習い事であれば、無理なく送迎できる場所にあるかが重要なポイントです。

習い事を始めるなら4歳児がベストタイミング

4歳児は心身ともに、ぐんぐんと伸びる時期でもあるので習い事を始めるにはベストなタイミングです。
親がやらせたいことではなく、子どもがやりたいことを伸び伸びさせてあげることが大切であるため、積極的に体験教室に通ってみましょう。
子どもの様子や意見を聞きながら、楽しめる習い事を見つけてください。

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