1歳半を過ぎると、「自分でやりたい!」「イヤ!」という自己主張が強まり、精神的な成長をはっきり感じられるようになります。
同時に、言葉のインプットとアウトプットがぐんと進み、遊びの内容も少しずつ複雑になっていきます。
この時期の知育は、「豊かな言葉」「想像力」そして「集中してやり抜く力」を育むことに焦点を当てていきましょう。
知育遊びアイデア:ごっこ遊びと思考力を刺激!
【言葉・思考】コミュニケーションを楽しむ遊び
「これ、なーに?」のやりとりを深める遊び
遊び方:
図鑑や絵本、身の回りのものを使って、
「これ、なーに?」「これはワンワンだよ。ワンワンはどんなふうに鳴くの?」
といった質問を繰り返します。
名前を教えるだけでなく、特徴や動作も一緒に伝えていきましょう。
ねらい:
語彙が増えやすい時期の力を活かし、知識と実物を結びつける“考える力”を育てます。
伝言ごっこ・指示行動
遊び方:
「ママにタオルを持ってきて」「ブーブーを箱に片付けて」など、二段階以上の指示を出します。
また、「パパにありがとうって言ってきて」など簡単な伝言を促すのもおすすめです。
ねらい:
言葉の理解(受け取る力)、記憶して行動に移す力を育てます。
【指先・集中】微細運動を鍛える遊び
シール貼り・クレヨン遊び
遊び方:
大きめのシールを自由に貼らせたり、丸や直線を描く遊びを取り入れます。
この時期は「上手に」「はみ出さずに」よりも、思い切り楽しむことを大切にしましょう。
ねらい:
指先の器用さ(巧緻性:小さなものを扱う力)、手の調整力、表現の楽しさにつなげます。
かんたんな紐通し・ペグさし
遊び方:
穴の大きなビーズやブロックを紐に通す遊びをさせます。
また、棒にリングやペグ(小さな杭)をさす遊びは、目と手を合わせて動かす練習になります。
ねらい:
集中して取り組む力と、「どうすれば入るかな?」と試す思考の芽を育てます。
【社会性】模倣から想像の世界へ
ごっこ遊び(お店屋さん、料理、乗り物など)
遊び方:
おままごとセットで料理を作ったり、ぬいぐるみに「どうぞ」と食べさせたりして、役割を演じる遊びを促します。
親も「お客さん役」になって会話を楽しむと、やりとりが広がります。
ねらい:
想像力や、相手の気持ちを考える社会性の土台、言葉を使ったコミュニケーション力を育てます。
おすすめ知育グッズ:思考力と創造性を伸ばすアイテム
分割パズル・型はめおもちゃ
おすすめの理由:
ピース数2〜3枚の分割パズルから始めると、絵柄を完成させる楽しさがわかってきます。
徐々に形が複雑な型はめや、ノブ(つまみ)のないパズルに挑戦することで、集中力や空間をとらえる力が育ちます。
選ぶポイント:
好きなキャラクターや動物柄だと、意欲的に取り組みやすくなります。
はじめてのお絵描きセット
おすすめの理由:
手を動かす喜びが増える時期に、クレヨンや水で描けるお絵描きシートは活躍します。
色を使い分けたり、力加減を調整したりする経験にもつながります。
選ぶポイント:
握りやすく折れにくい太めのクレヨン、口に入れても安全な素材のものを選びましょう。
本格的なごっこ遊びセット
おすすめの理由:
キッチン、お医者さん、大工さんなど“生活や仕事”をテーマにした遊びは、社会のしくみを知る入り口になります。
選ぶポイント:
「使う」だけでなく「片付ける」までを遊びに含めると、生活習慣の力も育ちます。
ブロック・マグネットトイ
おすすめの理由:
平面から立体へと、より自由な発想で作品づくりを楽しめるようになります。
複数のパーツを組み合わせて形を作る経験が、思考力と創造性を後押しします。
選ぶポイント:
大きめで扱いやすいパーツから始め、作れたときの達成感を一緒に味わいましょう。
まとめ:「イヤイヤ」は成長の証!
「イヤイヤ期」は、子どもが自分と他者を区別し、「自分という存在」を確立しようとしている大切な成長の証です。
知育遊びの途中で「イヤ!」が出たときは、無理に続けさせる必要はありません。
「やりたくないんだね」と気持ちを代弁し、落ち着いたらまた再開すれば大丈夫です。
親の共感と受容が、子どもの安心感と意欲を守り、この時期の学びをいちばん伸ばしてくれます。


