子育て世代のためのライフスタイルメディア

乳児の歯磨きはいつから始める?歯磨きのコツや楽しくする方法も紹介

歯磨き 乳児 いつから

乳児の歯が生え始めると、気になるのは、歯磨き。
いつから始めるのかとか、うまく磨くコツとかを知りたいパパやママはいらっしゃいませんか。
この記事では、乳児の歯磨きデビューにおすすめ時期や目安、歯磨きのコツと楽しく磨くためのアイデアをご紹介します。
歯磨きデビューに不安をおぼえているご家庭は、ぜひチェックしてください。

目次

赤ちゃんの歯磨きデビューはいつからがおすすめ?

乳児の歯磨きは、歯の生え方に応じて磨き方を変えます。
いつから始めるかも大切ですが、歯磨きを嫌いにならないことを目標にしましょう。

歯磨きデビューは離乳食の開始が目安

乳児の口のなかに虫歯菌は存在せず、感染していても歯が生えるまでは虫歯になりません。
離乳食を始めても、唾液の量が多いため口の中の食べ物は洗い流されます。
また、口のなかに入れた歯ブラシを押し出すときは、まだ準備が整っていない合図です。
そこで、歯磨きデビューは、離乳食をスプーンで食べ始める生後5ヵ月から6ヵ月を目安にしましょう。

歯磨きデビュー前のケア

離乳食を始める前の歯が生えていない時期は、口の中のケアは不要です。
個人差はありますが、歯が生え始める生後6ヵ月頃には、夜寝る前に生えてきた前歯を綿棒やガーゼで拭く練習から始めます。
夜のケアに慣れてきたら日中もミルクのあとは歯を拭いてケアする回数を増やしましょう。

乳歯の生え始める時期の歯磨き方法

歯の本数が増えてくるにつれ、綿棒やガーゼからシリコン製の指歯ブラシや乳児用の歯ブラシに変えます。
この時期は、虫歯を心配するより、赤ちゃんが歯磨き好きになるのが目標。
1本ずつやさしく磨いて、パパやママも磨き方をおぼえましょう。

乳歯が生えそろう時期の歯磨き方法

1歳から3歳の歯が生えそろう時期は、自分で磨いたあと、パパやママが仕上げ磨きをするのが目標です。
歯ブラシをくわえるところからスタートし、家族も一緒に磨きながら、正しい歯磨き方法を教えます。
遊んで磨かないときでも決して怒らず、歯磨きの楽しさを伝え続けましょう。

赤ちゃんの歯磨きのコツ6選

歯磨きのコツを知るとパパやママにゆとりが生まれ、赤ちゃんの歯磨きの習慣化に役立ちます。

磨く姿勢に慣れるのも大切

乳児をあお向けにし、口の中を覗き込める姿勢に慣れることから始めるのが、歯磨きを好きにするコツ。
歯が生え始める前から、寝転んだまま口のあたりをタッチする遊びから、始めましょう。

虫歯になりやすいところから磨く

前歯や奥歯は虫歯になりやすいため、嫌がって途中でやめてもよいように、磨き始めに済ませておきます。
歯の外側からかみ合わせる部分、歯の裏側の順番に磨き、磨き残しがないようにするのがコツです。

磨き方は手早く軽く

汚れを落とせるくらいの軽い力で、横向きにした歯ブラシをシャカシャカ左右に動かすのが正しい磨き方です。
赤ちゃんを飽きさせないためにも、短時間で終わらせましょう。

口の中を傷つけないようにする

乳児の口の中は、とてもデリケートです。
上唇の裏側と歯茎をつなぐ筋に歯ブラシが当たって痛い経験をすると、歯磨き嫌いになるケースもあります。
汚れを落とすために歯をゴシゴシこすらないのも、おぼえておきたいコツです。

歯ブラシの選び方もコツがある

シリコン製の指歯ブラシから始め、奥歯の生え始める頃には、仕上げ磨きと赤ちゃん専用に変えます。
仕上げ用は小さめヘッド、赤ちゃん用はストッパー付きののどの奥まで入らない安全に配慮したタイプがおすすめです。

歯磨き剤を使ってみる

ガーゼ磨きのときから歯磨き剤を試すのも、歯磨き好きにするコツ。
子ども用の味つきから始め、ブクブクうがいができる2〜3歳を目安に、刺激の少ない大人用に変えます。
歯科医師によっては歯磨き剤の使用を推奨しないケースもあるため、歯磨きを嫌がるときに少量だけ使いましょう。

歯磨きを楽しくさせるためには

歯磨きをしたがらない乳児には、楽しい雰囲気作りや興味を持たせる工夫も大切です。

パパやママが歯磨きをして見せる

大人の真似が大好きな乳児の特性を利用し、パパやママが赤ちゃんの目の前で楽しく歯磨きをすると、真似をして同じ動作を始めます。
歯磨きをテーマにした絵本の読み聞かせをするのも、赤ちゃんに興味を持たせる方法です。

歯磨きが終わったらたくさん褒める

成長する過程で、赤ちゃんは褒められるとうれしくなって、次もやってみようとします。
あお向けの姿勢ができたら褒める、歯ブラシを口に入れて嫌がらなかったらもっと褒め、歯磨きは楽しいと印象付けるのがポイントです。

専用の歯ブラシを持たせる

大人の真似をしたがる時期に、赤ちゃん専用の歯ブラシを持たせると、自分で歯磨きをする習慣作りにつながります。
必ずパパやママが見ているときに持たせ、誤ってのどの奥に入れたり転んで口の中を傷つけたりする事故を防いで、楽しい時間にしましょう。

乳児の成長に応じた歯磨きをおぼえましょう

歯磨きをいつから始めるかは個人差がありますが、スプーンを口のなかに入れても押し返さない頃が目安です。
離乳食を開始する前から口の中を綿棒やガーゼで拭き、成長に応じてケアする方法を変えます。
3歳頃には自分で磨き、大人が仕上げ磨きするのが目標です。
パパやママが歯磨きのコツをおぼえ、できたら褒めるのを繰り返して楽しい雰囲気のなかで、歯磨きの習慣化を目指しましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次